会社概要
グローバルヘルスケアカンパニー「アボット・ラボラトリーズ」の診断関連製品を担う、日本法人。アボット社は130年以上の歴史を持つ、米国に本社を置く企業で、世界に約10万人の従業員を擁し、150カ国以上で事業を行なっています。診断薬・診断機器から医療用医薬品、医療機器、栄養剤まで幅広い製品を展開しています。
アボット社はアメリカやヨーロッパにおける、POCT(ポイント・オブ・ケア・テスティング)のマーケットリーダーであり、アジアにおいても製造拠点と自社販売ルートを展開しています。今後は、アメリカで販売され、日本では未だ市場にない簡易測定製品を日本に輸出し、日本市場で新しいタイプの製品を展開していくことを目指しています。
主に感染症、心血管、産婦人科を対象領域とするPOCT製品を展開しています。とくにマラリアやデング熱などの感染症の分野で高く評価されており、感染症の簡易迅速検査製品で世界トップの実績があります。
【日本法人】
2005年から事業を行なっており、2019年に社名をアリーアメディカルからアボットダイアグノスティクスメディカルに変更しています。東京都新宿区に本社と関東・甲信越オフィス、千葉県松戸市に工場と物流センター、大阪市中央区に大阪オフィスを構えています。
日本国内では、医療機器の市場シェア約1,000億円のうち、その半分ものシェアを握っています。
それはつまり、アボットがなくなると、日本の医療発展に大きな影響を及ぼすといっても過言ではないほどです。