外国籍人材の可能性を広げる。Huanhuan Chenが語るキャリア支援の本質
- コンサルタントインタビュー
私たちの強みのひとつであるグローバル人材の転職支援。候補者と企業の双方をつなぐコンサルタントが、どのように候補者の可能性を引き出し、キャリアの実現を支援しているのかをご紹介します。今回お届けするのは、IT領域を中心に外国籍人材の転職支援を手がけるHuanhuan Chen。候補者一人ひとりの不安や迷いに向き合いながら「知らない選択肢」を提示し、キャリアの幅を広げてきたその支援の本質に迫ります。
これまでのご支援の中で、「候補者の可能性を広げた」と感じた印象的な事例があれば教えてください。
SIer出身の外国籍の方で、日本語はとても流暢でしたが、「自分はまだ、スキルや語学の面からコンサルタントにはなれない」と思い込んでいる方がいました。すでに別の会社から内定も出ており、迷いながらもそちらに進もうとしていたタイミングでした。ただ、私から見るとポテンシャルは十分にあり、「このまま別の道に進んでしまうのはもったいない」と感じました。そこで企業側とも連携しながら、「準備は最低限でいいので、まずは30分だけ面接を受けてみてください」とお伝えし、結果としてご紹介した企業から内定が出て、年収も上がり、希望していた上流工程のポジションで入社が決まりました。その方は今もその会社で活躍されており、ご本人が「数年後にできたらいい」と考えていたキャリアを、想像よりも早く実現できたケースでした。
Huanhuanさんは外国籍候補者の支援がとても得意という印象があります。日本国内で外国籍の候補者と向き合ううえで意識していることはありますか。
日本人か外国人かという国籍で接し方を変えることはあまりありません。むしろ、候補者のそれぞれの性格や価値観に合わせたコミュニケーションを取ることを大切にしています。ただ、自分自身が中国出身という背景もあり、中国籍の候補者の方には安心感を持っていただきやすいと感じます。本音で話していただけることも多いです。また、私自身が日系企業で働いてきた経験があるので、「外国籍でも日本企業でキャリアアップできる」ということを実体験としてお伝えできる点も強みだと思っています。外国籍の方の場合は、言語や文化だけでなく、ビザやキャリアの継続性など、日本人の方とは異なる不安を抱えていることも多くあります。「この転職が本当に自分にとってプラスになるのか」「長く働ける環境なのか」といった点を、より慎重に見ている方も多い印象です。そうした背景も踏まえながら、単に求人を紹介するだけでなく、その選択が将来どのようなキャリアにつながるのかまで丁寧にお伝えすることを意識しています。
転職エージェントに相談することにより、どのようにキャリアの選択肢が広がるのかを教えてください。
転職活動をされている方の中には、「今の延長線上」でしかキャリアを考えられていないケースも少なくありません。たとえば、「今はこの経験だから、次もこの職種しか難しい」といったように、自分でこれから進む道の幅を狭めてしまっていることもあります。そうしたときに、市場の情報や企業側のニーズを踏まえて、「この経験であれば、こういうポジションも目指せます」と具体的にお伝えすることで、初めて選択肢として認識されることがあります。その気づきが、キャリアの方向性を大きく変えるきっかけになることも多いと感じています。一方で、無理に特定の方向へ勧めることはしません。複数の選択肢を提示したうえで、ご本人に納得して選んでいただくことを何よりも大切にしています。

候補者との関係構築で大切にしていることは何ですか。
私は、できるだけ候補者に直接お会いすることを大切にしています。オンラインでの面談が昨今は主流になってきましたが、それだけではわからない部分も多く、実際に会うことで距離が縮まり、本音も引き出しやすくなります。その結果、転職後も関係が続き、別のご紹介につながることも多いです。特別なことではなく、一人ひとりにしっかり向き合うことの積み重ねだと思っています。
具体的な支援の中で、候補者の方に特に価値を感じてもらいやすい点はどこでしょうか。
面接対策です。言葉遣いや話し方、企業ごとの傾向など、細かい部分まで一緒に準備します。
資料をお渡しするだけではなく、面接前に必ずミーティングを行い、想定質問への回答や伝え方について具体的にアドバイスしています。初めての転職で不安を感じている方も多いので、少しでも解消できるよう意識しています。特に外国籍の候補者の方にとっては、日本語での受け答えや伝え方に難しさを感じるケースも多いため、その部分を一緒に整理していくことで、自信を持って面接に臨んでいただけるようになります。
日本でキャリアアップを目指す外国籍の方にメッセージをお願いします。
まず重要なのは日本語力です。エンジニアとは言え、特にクライアントワークが多いポジションでは不可欠です。また、日本の企業文化への理解も重要です。チームワークや伝え方など、文化に合ったコミュニケーションができることが求められます。特に、外資系企業では主体性や自己表現がより重視されるため、自分に合った環境を選ぶことも大切です。自分のスキルを磨きながら、ぜひたくさんの方に日本でのキャリアアップにチャレンジしてほしいと思います。
ありがとうございました。
候補者がまだ知らない選択肢を提示し、その実現に向けて伴走する。Huanhuan Chenの支援は、単なる求人紹介にとどまりません。
情報と信頼関係をもとに、候補者の可能性を引き出し、キャリアの選択肢を広げていく。その積み重ねが、「まだ無理」だと思っていた道を「今なら挑戦できるかもしれない」という前向きな一歩へと変えていきます。
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