RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンで働く社員に、RGFでの働き方について聞いた、A Consultant's Story。

今回は、Associate Directorとして活躍している社員に、RGFでの働き方から仕事と育児の両立の方法まで、いろいろ話を聞いてみました。

 

これまでについて

 

RGF入社から現在までの流れを教えてください。

遡ること2015年6月にRGF HR Agent(現RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン)へ、アソシエイトグレードとして入社しました。元々、前職では営業職として働いていたのですが、転職活動の際に仕事を紹介してもらうためにRGFのコンサルタントと話をしていたところ、「RGFで働かないか」と誘いを受けたのが入社のきっかけでした。

入社後はオンライン領域のチームへ配属され、シニアコンサルタントまで順調に昇格し、当時のパフォーマンスを評価してもらった事で、メディア領域のチームの立ち上げと同時にマネージャーを任せてもらえることになりました。マネジメントのお仕事は大変ではあったのですが、上司(ディレクター)が「自分の思うようにやってくれたらそれでいいよ」と自分を信じて比較的自由にやらせてくれたことで、チームのパフォーマンスも順調に伸びていき、結果としてアソシエイトディレクターという役職へと昇進することが出来ました。

その後、産休と育休を取った後に2022年8月にRGFへ戻ってきたタイミングで、未経験領域の部門の責任者を任せてもらえることとなり、現在は試行錯誤しながら毎日楽しんで仕事をしています。

 

マネジメントの仕事で大変なことは?

ひょっとしたら自分でやった方が早いような仕事でも、チームメンバーの成長のために気長にサポートしていく心構えを持つのに時間がかかりました。そこにやりがいを感じられるようになるまで、一年程度の時間がかかりましたね。

 

現在の働き方について

 

現在の働き方を教えてください。

現在は個々のチームメンバーをマネジメントする仕事ではなく、部門を統括する業務を行っているので、マネージャーの時とは働き方が変わっているのですが、週2,3回、会議があるタイミングで出社しています。

子供が保育園に通っているので、朝8時くらいまでに子供を送り届けた後、8時半~9時に仕事をスタートします。出社日は16時半頃にはオフィスを出て子供を迎えにいき、夕食作って寝かしつけて、という生活リズムですね。夫も仕事をしているので、夫婦で協力し合っていますが、どうしてもお互い忙しい時は、会社のベネフィット制度で「ベビーシッタークーポン」があるので、それを利用して一番忙しい17時~19時くらいに子供にご飯をあげてもらったりしています。余談ですが、子供への配慮として毎回違う人ではなく極力同じシッターさんにお願いするなど心がけています。

 

RGFで産休・育休を取るときは取りづらかったですか?

産休に入る時に上司に相談すると、「おめでとう」と言ってくれましたし、社内で特に否定的な声はなかったですね。ただ、一つ不安があったとすると、Associate Director(AD)はビジネスニーズがないと作らないポジションなので、復帰後仮にADのビジネスニーズがない場合はどうなるのかは、Managing Director (MD)に確認しました。MDは「絶対にビジネスニーズがある」と言ってくれたのですが、正直に言うと「本当かな?」とは少しだけ思っていました。会社としては、このようにお祝いしてくれたり、不安要素は提示せずに後押ししてくれたりしましたし、結果的に同じポジション(AD)で復帰する事ができました。

 

RGFに戻らない選択肢はありましたか?

家庭によって色々な事情があるとは思いますが、育休後に転職するという考えは私にはありませんでした。特に、私の場合はマネジメント職になるので、会社の人たちをどれくらいよく知っているのかはとても大事な事です。7年間会社に在籍して、みんなが私を知ってくれているという事も大きくて、マネージャーミーティングで2017年の時のCold CallはKanaが一番高かったと未だに言ってきてくれたりするんです。もし、違う会社に入るとなるとこういった事は起きないし、そもそも信頼関係を一から構築しなければならないので、ものすごい時間と労力がかかります。ですので、私にとって戻らずに転職ということは選択肢にはなかったですね。

 

実際に子育てと仕事の両立は何が大変ですか?

仕事は、大体1か月後にこれが起きる、3か月後にこれが起きるといった形で、ある程度予測することが出来ます。そのため、その予測に合わせて自分の働き方を変えることができるのですが、子育ては予測できないことの連続なので、それができません。

たとえば、突然保育園から電話かかってきて、「病気でこれから一週間は登園できません」といわれたとき、急いで明日来てもらえるベビーシッターさんを探してもなかなか見つかりません。このような時は、私が仕事を休まざる得なくなるので、そういうところは大変ですね。

 

そんなときに、RGFで良かったなと思う時はありますか?

他のDirectorやメンバーの中にも子どもがいる人はたくさんいるので、子育ての大変さは理解してくれています。そのため、復帰直後はあえて大変な仕事は振らないでくれたりしたので、仕事に慣れるまでにゆっくり時間をかける事ができたのは本当に助かりました。

また、RGFにはフレックスタイム制度があるので、子育てとの両立はしやすいとも思います。有給も取りやすいので、子育てをする環境は充実していると感じています。会社の福利厚生・手当は手厚いですね。

 

予測が立たない中、何か工夫している点はありますか?

以前に比べて、よりON ・OFFのメリハリをつけるようになりました。9時から17時の間は100%仕事をして、それ以外はしないとか。緊急対応以外は基本的にはやらないというスタンスでやっていますが、このような働き方は逆にメリハリがついて、私にとっては効率的な働き方になりました。

 

リクルーティングのやりがいは何ですか?

一見、人材紹介の仕事ってシンプルで簡単に思えるじゃないですか。候補者様の方が面接を通してオファーをもらうという一連の流れは、どの案件においてもほぼ変わらないのですが、ただそこに至るまでのストーリーや支援の方法は人それぞれだなと、マネージャーになってから改めて感じています。だからこそ、人材紹介においてそれぞれが自分独自のスタイルを築くことができる。例えばネットワークを築いてそこからリファーラルをもらって次の仕事に繋げことができる。このように、自分の介在価値によって色々な働きが生まれてくるのが、人材紹介の魅力かもしれません。

 

First Placement(初決定)は覚えていますか?

はい、覚えています!イタリア人の方だったんですよ。モデルのイタリア人で、イケメンでした(笑)

私のキークライアントになった会社がファッション専門の代理店で、海外クライアント向けのaccount managerが欲しいというご依頼でした。加えて、モデルのような出で立ちの人でないといけないというハードルの高いリクエストでした。その後その要件に合う方を探していた時に、イタリア人のモデルで、秘書業務をしていた方とご縁があり、つながることが出来ました。彼は営業の経験はなかったのですが、ファッションへの興味はとてもあって、クライアントも未経験ではあるものの、彼のパッションに惹かれて採用に至りました。

産休から戻ってきたときに久しぶりに彼からメッセージがきて、彼はいまだにその会社で活躍している事を知りました。未だにその会社にいる事自体も嬉しいですし、メッセージを未だに頂けることも本当に嬉しいですよね。

 

今後について

 

今後のキャリアの展望(挑戦したいこと、叶えたいこと)はありますか?

自分の祖母(90歳近く)が現役で仕事をしており、その姿をみて、歳をとっても好きな仕事をしていたいなという思いはあります。

仕事においては、海外拠点の立ち上げ等は興味があります。何もないところから作り上げることが好きなので、拠点のMDになるとかではなく、事業を立ち上げる方が魅力的に感じます。

 

RGFへ入社を検討している方へメッセージをお願いします。

RGFには、私も含め、たくさんのワーキングマザーが働いています。私のチームのメンバーでまだまだ子育てが大変な3歳のお子さんがいるにもかかわらず、仕事と家庭の両立をしながらRGFのMonthly Top billerとして活躍している方もいます。彼女も決して長時間残業しているわけではなく、効率的に自分のネットワークを活かして売上を作っているので、WLBは築きやすい環境だと思います。

 

また、RGFではママ会があり、定期的にママ社員10人くらいでランチをしたり、子育てに関する情報交換をしたりしています。お互い困っているときは助け合えるような関係性ができていると思うので、それは素敵だと思います。私の子供はまだまだ小さいこともあり、子供が小学生・中学生と成長していく姿は想像ができないのですが、ママ会で話す各家庭のエピソードはいつも参考にさせていただいています。

ワーキングマザーが決して珍しくない環境の中で、思いっきりパフォーマンスを発揮し、公正に評価して貰えるような環境をお探しでしたら、RGFは理想的な場所だと思います。