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Blog / 外資系勤務の魅力 : 公平性 – グローバル人材プロデューサー鈴木美加子のコラムVol.17
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もくじ

外資系勤務の魅力 : 公平性 – グローバル人材プロデューサー鈴木美加子のコラムVol.17

 ・外資系人事部長、グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。外資系企業と日本企業を比べると、外資系の方が公平」感があります本日の記事では何につい公平なのかを説明します。 

 

1. 昇進・昇給 

外資系は成果主義なので、性別・年齢・人種などに影響されて、昇進のスピードが決まる事はありません。実績を出している人材のスキル・経験値が高くなったと認められれば、若くても女性でも昇進することができます。これは4月に入社した同期生が、ある程度の年次まで同じ階層に属し「差」が出ない日本企業と大きく違う点です。外資で昇進するためには、現在の仕事で実績を出し、次のキャリアアップとなるポジションで求められるスキル・資質を持っていると、日々の仕事を通して証明することが重要です。 

昇給についても、個人の業績次第で同じ部門内でも昇給率が変わるのが外資流です。外資の世界では、転職が多くその度に年収を上げている人材の方が、同じ企業に長く勤めている人材より高年収なのが一般的ですが、ここでも外資の公平性が 発揮されます。 

上司が不公平な状態に気がつき「この会社に長く貢献してくれている High Performerなのに、外部から転職してきた人より給与が低くて可哀想だ。適正なレベルまで昇給させたい」と人事に相談が持ち込まれます。「適正な年収は○○○万円ですが、現給与とのGAPが大きいので2で追いつくようにしますか 1度にやるとGAPの大きさが目立ち、本人が現給与の低さにづくと思いますが、どうしますか?」と尋ねると、「俺から話すので1回で差を埋めてやってくれ」というような会話がなされます。底流にあるのは公平かどうかです。 

 

2. 評価の基準が属人的でない 

日本企業の中には、目標設定・中間レビュー・年度末の業績評価のプロセスが形骸化しているところもあると聞きます。目標設定は一応なされるものの、必ずしも数値で達成度を測れなかったり、設定後に上司と部下進捗状況を確認することがなされていなかったりする場合もあるそうです。自分に対する評価が良くても悪くても、客観的と納得できないのは辛いです。 

外資系の場合は、業績評価のプロセスがかなりきちんと機能していますプロセスの流れは、会計年度の頭に一年間の目標を立てて、半年後に中間レビューを行いどのぐらい進捗しているのか改善すべき点があるのどうかなどの確認を行います。年度末にかけて業績成度の評価が客観的に行われ、その結果に基づいて昇進・昇給率・インセンティブボーナスの支給・ストックオプションの付与数などが決まります。達成度を数字で測定できるように目標を立てているので、年度末のレビュー・ミーティングが漠然としたものになることはありません。外資系で通算25年働きましたが、このプロセスが無い、もしくはおざなりになっている企業に属したことはありません。 

評価客観的な項目の達成度に対して行われるので属人的にならず、公平性があると言えます。 

 

3管理職候補を積極的に育てる 

外資系では、スタッフが管理職になるにあたっては相応の育成が必要で、放置しても年齢とともに自然に管理職になれるとは考えていません。また経験値・スキル・器を測る過程で年齢は多少考慮されますが、成果主義のもと、選抜の大きなファクターにはなりません。将来の管理職候補と目された人材に対しては、各ステージにおいて必要な管理職研修が行われます。年齢・性別に関係なく、やる気があり将来有望と目されれば、管理職候補にはなることができる点が外資のフェアなところです。 

正式なリーダー研修以外にもOJTで管理職に育つための機会が与えられます。例えば部署の中でプロジェクトをまとめる、部署を横断したプロジェクトに参加してリーダー的な役割を果たせるかどうか試してみるなどです。実績を出せれば、正式に管理職に移っていくことになります。 

 

本日は外資系企業の風土がフェアであると言うことを振り返ってみました。具体的にどんな側面に現れるかというと、昇進・業績評価・管理職候補の育成などに現れます。積極的にキャリアにコミットしている姿を見せること、将来有望だとマネジメントに映るよう振る舞うことが重要です。 


 

プロフィール 

Mikako (Micky) Suzuki (鈴木美加子)

株式会社AT Globe 代表取締役社長  

 

GE、モルガンスタンレーなど外資系日本法人の人事部を転職し、油圧機器メーカー現・Eaton)ではアジアパシフィック本社勤務、日本DHLでは人事本部長を務める。1万人以上を面接した経験を元に、個人向けに キャリア相談を提供している。自身が転職を8回しており、オーストラリアでビザ取得に苦労した体験もあるので、日本国内外、すべての転職相談に対応できるのが強み。

 

診断ツールLUMINA SPARK & LEADER 認定講

STAR面接技法 認定講師

ホフステード6次元異文化モデル 認定講師

お茶の水女子大学卒業。

 

著書

2019「やっぱり外資系がいい人の必勝転職AtoZ」(青春出版)

2020年6月「1万人を面接した元・外資系人事部長が教える 英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業)