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Blog / 外資系勤務の魅力 : 高年収 – グローバル人材プロデューサー鈴木美加子のコラムVol.16
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もくじ

外資系勤務の魅力 : 高年収 – グローバル人材プロデューサー鈴木美加子のコラムVol.16

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。本日のテーマは、外資系の年収です。 

 

給与は業界・職種・ポジションの上下によって変わるので一概に幾らと言うことはできませんが、日本企業と外資系企業を比べた場合に全く同じ仕事であれば目安として20%、外資系企業の方が年収は高いです。 

これをよく「英語プレミアム」と呼びます。英語ができるだけでなぜ?と思うかもしれませんが、社内の上司・同僚・部下に外国人がいたら、英語でメールを回さざるを得ません。仕事の内容によっては、海外とコンタクトを取りながら進めることも考えられ英語が必要です。 

2019年度の日本人のTOEIC平均が523点であることを考慮すると、まだまだ英語ができる人材の数は日本では少ないので、英語ができる人材に支払われる給与は高くなります 

 

もちろん、減りつつあるとは言われる日本企業の福利厚生「住宅手当・家族手当・財形・持株会」などの総額は十分考慮されるべきです。日本企業から転職するときは、応募先の外資の年収は何が含まれているのか、他にストック・オプションなど福利厚生制度はあるのかどうかの確認を忘れないでください。 

 

また外資系は即戦力重視で、大手以外は新卒採用をしないため、専門的な知識・スキルを兼ね備えていて英語もできる優秀な人材を集めたいと思っています。そのためには多少高い給与でもしょうがないと考えているのが外資です。 
 

それでは、外資に移ってから年収をさらにアップさせるにはどうしたらよいでしょうか? 

 1. 実績を出す 

言うまでもなく、成果主義の外資系で高評価を得るためには実績を出すことが重要です。経営のスパンは日本企業と比較して短いので、3年のような長い期間をかけるのではなく、入社したら3か月で新しい環境に馴染み、9か月後(つまり入社後1年)で上司に報告できる実績がある状況が望ましいです。ただし、研究職など成果を上げるために時間がかかるポジションは別 

外資に転職したら一生この会社にいると思う必要はないので、次のステップアップのためにも、経験値とスキルをあげておきたいです。 

 

2. 上司と年収交渉 

先日、アジアのCEOをしている日本人の友人と話していたのですが、「日本人は年収交渉が下手。もっと自分をアピールしたほうがいいわね。アジアでも年収交渉は頻繁にされていて時々うんざりする」と言っていました。 

日本人はお金の話をすることをタブー視する風潮がありますが、他の国では交渉するのが当たり前です。もちろん、日本にある外資でお金の話を頻繁に上司に持ち出すのは良くないと思います。そこで、3タイプの上司について考えてみましょう。 

 

  1. 外国人 
    年収交渉、大いにするべしです。まず、自分の給与とパフォーマンスのバランスを客観的に比較しましょう。明らかに実績を出しているのに給与が低いと思ったら、Performance Review(業績評価)の時にロジカルに実績について述べ、給与が低いと思っていることを伝えましょう。経済情勢・会社の業績を考慮し、非現実的に飛躍する数字を口にしないことは重要です。 

 

        b. 海外駐在・居住経験のある日本人 

実は一番アプローチを読みづらいカテゴリーに属します。人によって海外経験の中身と価値観がどのくらい変化したかが異なるので、外国人と同じアプローチで良いと踏むのは危険です。5年くらい海外に勤務しても、中核の価値観は日本人の場合もあります。人の価値観は職場での判断に反映されますので、a) 外国人向けのアプローチで良いと思えなければ、次のカテゴリーでのアプローチと同じにしてください。 

 

  1. 日本で外資に勤務している日本人(海外経験なし) 

仕事のやり方は成果主義の外資と言いながら、お金に関してあれこれ言うのをあまりよしとしない価値観を持っている可能性は高いです。正確には、外国人以外で年収交渉をハードにする日本人を扱ったことがないので、違和感があると言ったところでしょうか。 

年収交渉を受け入れそうか、きちんと仕事をしていればお金は後からついてくると思っているタイプかを見極めたほうがいいです。交渉しても大丈夫と思ったら、ソフトなアプローチでスタートしてください。年収交渉しづらそうと感じるけれど、どうしても交渉したい場合も、やってみる価値はあるでしょう。うまくいかなければ、次のステップに移ることになります。 

 

3. 業界を変えて転職する 

年収の幅は、業界によってある程度決まっていますので、業界を問わない職種であれば年収レンジの高い業界にステップ・アップ転職するのが良いでしょう。この時、例えばスタッフからマネジャー職へのジャンプも伴えば更なる年収アップが期待できます。現在部下持ちでない人は、Cross Functional(部門をまたいだ)プロジェクトに参加したり、新卒などジュニアな人材を育成したりすることで、英文履歴書に”Mentoring”という言葉を入れることができるようになり選考に有利です。 

 

外資系へ転職することで高収入を得、さらに職場で年収をあげるために、まずは実績を出すことです。 経験値・スキルをあげる努力を怠らないでください。 

 
 

プロフィール 

Mikako (Micky) Suzuki (鈴木美加子)

株式会社AT Globe 代表取締役社長  

 

GE、モルガンスタンレーなど外資系日本法人の人事部を転職し、油圧機器メーカー現・Eaton)ではアジアパシフィック本社勤務、日本DHLでは人事本部長を務める。1万人以上を面接した経験を元に、個人向けに キャリア相談を提供している。自身が転職を8回しており、オーストラリアでビザ取得に苦労した体験もあるので、日本国内外、すべての転職相談に対応できるのが強み。

 

診断ツールLUMINA SPARK & LEADER 認定講

STAR面接技法 認定講師

ホフステード6次元異文化モデル 認定講師

お茶の水女子大学卒業。

 

著書

2019「やっぱり外資系がいい人の必勝転職AtoZ」(青春出版)

2020年6月「1万人を面接した元・外資系人事部長が教える 英文履歴書の書き方・英語面接の受け方」(日本実業)