ほとんどの外資系企業は面接のどこかの時点で海外のチームとオンラインで面接を行います。これは、採用にいたる重要なステップの一つであり、転職先決定を左右します。日本人は英語での面接に抵抗を覚えがちですが、これから紹介する5つのアドバイスを参考にし、オンライン面接に望んでください。
■面接を受ける場所
クライアントから事前に面接がビデオ通話なのか電話なのかコンサルタント経由で連絡をもらいます。オンライン面接の代表的なツールとしてとしてはSkype、Blue Jeans Conference、 Google hangoutなどがあげられます。
ちなみに一部の企業は面接場所として自社のオフィスを提供してくれます。しかし、企業が場所を提供してくれない場合は、弊社が場所や必要な機器を提供することも可能です。自宅のほうが集中できると感じる方は、自宅で行ってもかまいません。自宅でオンライン面接を行う場合は、外部からの邪魔や騒音の入らない静かな場所でおこないましょう。
■英語の練習
海外チームとオンライン面接を行う場合、日本語の場合もありますがほとんどの場合が英語です。もし、求職者の皆さんが英語に自信がない場合は、事前に担当コンサルタントと英語の練習をすることをお勧めします。
事前の英語練習の有無で、英語への親しみやすさに大きな違いが生まれます。練習で英語への抵抗を減らし、耳や脳も英語に慣れさせることで、面接で伝えたいことをスムーズに伝えることができます。
■キーワード
キーワードは数多くあります。これらのキーワードは希望している業界、職種により変わってきます。企業が求職者に求めている重要なキーワードは各企業の求人票で見つけることができるため事前に確認しておきましょう。
面接中にキーワードをメモしたものを自分の前に置いていても問題ありませんが、確認する程度で読まないようにしましょう。
■カルチャーフィット
通常、本社の面接官は企業とあなたが合うかどうかを確認しています。これをカルチャーフィット・インタビューといいます。
オンライン面接では、求職者が企業にフィットするかを確認するために、雰囲気などの目に見えない性格や考え方をほかの選考よりも注意して見ています。事前にできる限り面接を受ける企業について調べ、担当コンサルタントにこの面接がカルチャーフィットを図るためのものなのかも確認しておきましょう。
■企業に関する知識
今まで紹介してきたポイントで、本社とのオンライン面接に関して必要な知識が得られたかと思います。
これらに加え、企業のウェブサイトやLinkedIn、Glassdoorなどのプラットフォームを活用し、企業についてできる限りのリサーチをおこなうことがオンライン面接で成功するカギです。